競馬界で稼いだ有名サラブレット達 歴代トップ20
位:ナリタブライアン(性別:牡)
賞金総額:11億2692万円
国内通算成績:21戦12勝
ナリタブライアンは史上5頭目のクラシック三冠馬(皐月賞・東京優駿/日本ダービー・菊花賞)で、90年代半ばにその名を馳せました。調教師として名高い大久保正陽氏の名馬の1頭でもあります。幼い時期は気性面において問題があったようですが、シャドーロールを付けてからの活躍は甚だしく、クラシック三冠競争においても「1頭だけ別次元」「大人と子供が勝負しているかのよう」などと評される実力の持ち主でした。
位:メジロマックイーン(性別:牡)

賞金総額:10億1466万円
国内通算成績:21戦12勝
2006年にこの世を去った芦毛の名馬メジロマックイーン。祖父メジロアサマ、父メジロティターンも天皇賞を制覇した名馬で生粋のサラブレットです。メジロ産駒の同期馬にはメジロライアン、メジロパーマーがおり、アイドルのように「メジロ87年組」とまとめて呼ばれることもあったそう。スタミナがある彼は長距離走が得意な競走馬でした。1993年(7歳の時)に左前足に繋靱帯炎を発症したことを機に引退。その後は北海道の社台スタリオンステーションで種牡馬として過ごしました。
位:エスポワールシチー(性別:牡)

賞金総額:10億2320万円
国内通算成績:39戦17勝
海外通算成績:1戦0勝
「シチー(City)」を冠名とする友駿ホースクラブのエスポワールシチー。2005年生まれで2008〜2013年頃活躍した彼は、父・ゴールドアリュールと同じくダートコースで力を発揮した競走馬の1頭でした。引退して以降は種牡馬として過ごしているのですが、種牡馬としての初めての年に100頭以上種付け数を集めたのだそう!その2年後あたりから産駒が活躍し始めましたが、やはりダートが上手だそう。遺伝子は不思議ですね。
位:ステイゴールド(性別:牡)

賞金総額:10億4084万円(海外で獲得分を含む)
国内通算成績:48戦5勝
海外通算成績:2戦2勝
90年代後半に活躍したステイゴールドは父にサンデーサイレンスを持つサラブレッド。数多くのレースで上位に食い込むも何故かなかなか優勝出来ないことから「シルバー&ブロンズコレクター」と呼ばれたことも。そんな彼ではありますが、2001年に出場したドバイシーマクラシックを武騎手とともに制覇し、日本の生産馬として歴史上初めての海外G1競走を勝った競走馬となっています。
位:ダイワメジャー(性別:牡)

賞金総額:10億6113万円(海外で獲得分を含む)
国内通算成績:27戦9勝
海外通算成績:1戦0勝
天下一品のスピード持続力とも言われたダイワメジャーのロングスパート。2006年に最優秀短距離馬に選ばれたこともありました。(勝ちレースの平均レース距離は1733mです)好奇心の強い性格で「前に馬がいないと遊んでしまう」と安藤勝己騎手は話しています。2007年に引退して以降は種牡馬となっており、初年度は約220頭の交配数を記録しています。母父ノーザンテイストの真面目で怪我が少ないという特徴はダイワメジャーにも見受けられました。
位:メイショウサムソン(性別:牡)

賞金総額:10億6595万円
国内通算成績:26戦9勝
海外通算成績:1戦0勝
彼の走りは見ていて気持ちいいといっていいでしょう。持ち味の長い足で伸びのある走りをする競走馬です。2006年の皐月賞は騎手となって22年目を迎えていた石橋騎手に捧げるG1優勝となり、その後の優勝騎手インタビューを覚えている人も多いのでは無いでしょうか。引退後は種牡馬と過ごしています。日本で生産される大半の馬がサンデーサイレンス系統であるため、サンデーサイレンス系頭ではないメイショウサムソンは人気の種牡馬の1頭でした。
位:タップダンスシチー(性別:牡)

賞金総額:10億8422万円
国内通算成績:41戦12勝
海外通算成績:1戦0勝
エスポワールシチーを輩出している友駿ホースクラブ所属の名馬の1頭。アメリカ生まれの外国産馬で10億円以上を稼いだ唯一の競走馬です。ほとんどの競走馬が4〜5歳でピークを迎えるのに対し、タップダンスシチーは5〜8歳にかけて活躍した大器晩成型でした。母父ノーザンダンサーは20世紀に最も成功した種牡馬の1頭で、カナダのスポーツ殿堂入りも果たしています。
位:スペシャルウィーク(性別:牡)

賞金総額:10億9262万円
国内通算成績:17戦10勝
印象的なレースとして挙げるのであれば、1998年の日本ダービーでしょうか。4コーナーから仕掛けて一気に前へ出たスペシャルウィークは気付けば2着と5馬身差での優勝でした。当時騎乗していた武騎手にとっては初のダービー制覇。実はレース中に興奮のあまりムチを落としてしまった武騎手は、レースの後インタビューで杉本清にムチはどうしたのか?と聞かれ「その辺に忘れました」と返答した逸話が残っています。
位:ホッコータルマエ(性別:牡)

賞金総額:11億1460万円(海外で獲得分を含む)
国内通算成績:36戦17勝
海外通算成績:3戦0勝
長距離ダートコースを得意としていたホッコータルマエは3年連続でダートグレード競走特別賞馬に選ばれています。苫小牧の企業社長が馬主であったため、苫小牧市内にある「樽前山」に由来した名前になっています。後に苫小牧市の観光大使にも任命されました。父キングカメカメハを知っている人も多いと思いますが、あまり知られていないのが母チェロキーラン。実はチェロキーランも種々の距離で活躍し、長期で活躍した丈夫な馬でした。
位:ナリタブライアン(性別:牡)

賞金総額:11億2692万円
国内通算成績:21戦12勝
ナリタブライアンは史上5頭目のクラシック三冠馬(皐月賞・東京優駿/日本ダービー・菊花賞)で、90年代半ばにその名を馳せました。調教師として名高い大久保正陽氏の名馬の1頭でもあります。幼い時期は気性面において問題があったようですが、シャドーロールを付けてからの活躍は甚だしく、クラシック三冠競争においても「1頭だけ別次元」「大人と子供が勝負しているかのよう」などと評される実力の持ち主でした。
位:ヴァーミリアン(性別:牡)

賞金総額:11億6860万円(海外で獲得分を含む)
国内通算成績:32戦15勝
海外通算成績:2戦0勝
父にエルコンドルパサー、母にスカーレットレディを持つサンデーサイレンス系のヴァーミリアン。史上最高額のダートレースの獲得賞金額(先述のホッコータルマエを超える金額)、7年連続JRAが認める重賞レースで勝利などの記録を打ち立てたほか、G1レースを9連勝したことは日本史上3位タイの記録となりました。引退後は種牡馬として過ごした後、2017年に苫小牧のノーザンホースパークで乗馬となりました。
位:アドマイヤムーン(性別:牡)

賞金総額:11億8773万円(海外で獲得分を含む)
国内通算成績:14戦9勝
海外通算成績:3戦1勝
2007年にドバイG1レースのドバイターフ(旧ドバイデューティーフリー)で勝利をおさめ、約4億5000万円という高額の賞金を手にしました。いや、馬なので蹄にしましたと言うべきでしょうか。日本より重いと言われるドバイの芝で、アドマイヤムーンの緩い馬場にも影響を受けない末脚が証明されています。実はこのドバイターフが初めてのG1制覇だったということにも驚きが隠せません。
位:ウオッカ(性別:牝)

賞金総額:13億3357万円(海外で獲得分を含む)
国内通算成績:22戦10勝
海外通算成績:4戦0勝
このリストにやっと牝馬が登場です。彼女は2007年の東京優駿(日本ダービー)を牝馬として64年ぶりに制覇しました。名前を聞いてその由来が気になる方も多いでしょう。父馬はタニノギムレットと言いますが、「ギムレット」というのはジン系のカクテルの名前で、この父よりも強い馬になって欲しいという願いから度数の強いお酒「ウォッカ」になったのだそう。引退後はアイルランドにて繁殖牝馬として過ごしました。
位:ゼンノロブロイ(性別:牡)

賞金総額:13億3567万円(ボーナス・海外で獲得分を含む)
国内通算成績:19戦7勝
海外通算成績:1戦0勝
2004年サンデーサイレンス産駒で初めてJRA賞年度代表馬に選出されたゼンノロブロイ。デビュー後は勝てない時期が続きましたが、騎手をペリエ騎手に変えた2004年以降、天皇賞(秋)、ジャパンカップ、有馬記念を制し「秋古馬三冠」を果たしました。この三冠ボーナスの2億円が獲得賞金に加算され、一躍8位にランクインです。2006年に引退し種牡馬となりましたが、一時期国内のみならずオセアニアでも供用されていたそうです。
位:ゴールドシップ(性別:牡)

賞金総額:13億9777万円
国内通算成績:27戦13勝
海外通算成績:1戦0勝
父ステイゴールドから名前を継いだゴールドシップ。2012年にJRA賞最優秀3歳牡馬に選出されており、数々の輝かしい功績を残しました。柔軟性とパワーを持ち合わせる競走馬としては最適な馬体はサンデーサイレンスの特徴と言えるでしょう。頭がいい故、繊細な性格でムラのある走りをすることでも知られていました。2015年の有馬記念レース後に行われた引退式を多くのファンが見守ったことは、彼の人気の高さを証明しています。
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